アグレッシブマッシブ
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ガチンコ。
いつからこの言葉が会話で用いられるようになったのか。確かテレビ番組でそんな名前の企画があった気がする。何語なのだろうか。恐らく日本で生まれたとは思うが、まあ今回はそこには触れずに先へ。 互いに譲らぬ者同士が真剣に正面からぶつかり合い、真っ向勝負するという意を現わすにおいて「ガチンコ」は的確でありうってつけの表現ではある。 しかしそれは一歩間違えるとたちまち狂暴な悪魔の言葉と化す。 女子アナが淡々とこんな原稿を読んだらどうだ。 「さぁ、続きましてスポーツの話題です。まずはプロ野球です。今日はデーゲーム6試合が行われました。では各地の試合結果です。」 「交流戦、FC2スタジアムで行われた『巨人』対『日本ハム』戦は、若手両エースがチンコ対決となり、白熱した投手戦を演じました」 大変だ。 極めておかしな白熱っぷりになってしまう。 白昼堂々ディック全開なのである。 「劇空股間プロ野球」 とかになっちゃうのである。 勝負の決め手がチンコなのは明らかで、チンプレーの連続なのも言うまでもない。 チンプレー、コプレーの応酬である。 「俺のアンダースローを見よ!」 みたいなことになってくる。 ジャイアンツ期待の大型新人投手は実は、 「小さな巨人でした」 みたいな、ややこしいことになってくるのである。 日ハム期待の剛腕ルーキーは実は、 「シャウエッセンかと思ってたらボンレスハムでした」 みたいなことになり、 「俺、メジャーに挑戦するっス!」 みたいなことになってくるのである。 「ハムのヒト」 の愛称で人々から親しまれるのはどうやら避けられそうにない。 そうなると打者も黙ってられない。バッターボックスに入るやズボンを下ろす。 「お前のマサカリ投法など敵ではない!」 「俺の振り子打法を見よ!」 みたいなことになってくる。 タマスジをよく見極め、甘いボールは逃さず確実にとらえるのだ。 「下ネタ延長の為、野球中継を終了致します」 スポンサーサイト
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